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腰痛対策や寝心地が良いと評判の「高機能マットレス」に関しては、敷布団の上に敷いて使うものもあれば、直接敷布団として使用できるものなど様々です。
中でも「雲のやすらぎプレミアム」は、「高反発敷布団」と記載があるものの、ベッドの上でも使用出来たリと、イマイチ使い方が分からないと言う人も少なく無いようです。
そこで今回は・・・
・雲のやすらぎプレミアムの正しい使い方
・雲のやすらぎプレミアムのやってはいけない使用方法
・「へたらせない」為の雲のやすらぎのお手入れ方法
について、実際に雲のやすらぎプレミアムを購入して使っている私が、分かりやすく詳しくまとめてみました。
「購入を検討しているから詳しい使い方が知りたい!」と言う方は、是非最後までご覧頂ければと思います^^
雲のやすらぎプレミアムの正しい使い方!やってはいけないNGな使用方法
基本的には敷布団なので敷いて使うのですが、高機能敷布団と言う事もあるので、間違った使用法は厳禁。
まずは正しい使用方法と、やってはいけないNGな使い方からご紹介していきます。
雲のやすらぎの基本的な使い方と敷き方!敷布団の下に敷いて使える?
畳やフローリングに直置きで使う場合
まず畳やフローリングなど、床(地面)に直接敷いて、スタンダードに敷布団として使用する方法です。
この場合は、基本的にはそのまま敷いてOKなのですが、出来れば雲のやすらぎの下に「除湿シート」や「スノコ」などを敷くと、より衛生的に使用できます。
と言うのも、床に直接布団を敷く場合、敷布団の下に湿気が溜まりやすく、特にフローリングに直接敷いて使う場合などは、非常にカビが生えやすくなっています。
また基本的には「敷布団」なので、今使用している布団の上で使用したり、雲のやすらぎの上に敷布団を更に敷いて使うのはオススメ出来ません。
せっかくの高機能敷布団なのに、その機能を上手く発揮できない可能性があります。
ベッドの上で雲のやすらぎを使う場合
ベッドと言っても「スプリングベッド」や「パイプベッド」など様々ですが、基本的にはマットレスの上に雲のやすらぎを敷いて使えばOKです。
ベッドマットレスの上に敷布団を既に敷いている場合は、その敷布団の代わりに雲のやすらぎを敷く様にして下さい。
間違っても「敷布団の上に更に雲のやすらぎを敷く」様な使い方はやめて下さいね。余計に腰を痛めてしまう可能性があります。
またベッドの上で使用する場合に重要なのが、「雲のやすらぎのサイズ」に関してです。
サイズを間違えると、見た目に悪いだけでなく、寝心地も非常に悪くなるので注意してくださいね><
一応雲のやすらぎプレミアムのサイズに関しても掲載しておきますね。
雲のやすらぎ季節によって春夏面と秋冬面を使いわける
基本的な使用方法についてはお伝えしましたが、もう一つ重要な点として、雲のやすらぎプレミアムは裏表使えるようになっています。
片面は「春夏に使用」、もう片方は「秋冬に使用」と季節によって使い分けが出来る様になっています。
しっかりと季節によって使い分けが出来る様に、この両面の素材の見分け方と特徴についてもご紹介させて頂きますね^^
春夏面の素材と模様について
まず春夏面についてですが、以下の写真の様にラインが縦に入っています。
素材はマイティトップⅡと言うもので、繊維メーカーとしては非常に有名な帝人ファイバー株式会社が開発したものとなります。
機能としては「熱をこもらせない」様な作りになっており、通気性が良く、防ダニ・抗菌・防臭効果がある素材なので、夏でも安心して使えます。
こちらに関しては以前に公開した「雲のやすらぎのデメリット」の記事でも詳しくまとめていますので、よければこちらもご覧頂ければと思います。
秋冬面の素材と模様について
秋冬面は以下の様にダイヤ模様となっており、見た目からも温かさが連想出来ます。
こちらは品質にこだわりぬいた羊毛「ロレーヌダウン」を使用しており、睡眠中に低下する体温を自然に温めてくれます。
また暖かいのに布団の中の「ムレ(湿気)」を取り除いてくれる、非常に吸湿性に優れた素材です。
やってはいけない雲のやすらぎのNGな使用方法
ここまでの内容を踏まえて、「雲のやすらぎのNGな使い方」を分かりやすくまとめてみます。
・敷布団の下に敷いて使わない
・敷布団の上に敷いて使わない
・季節に応じて両面を使い分ける
・敷きっぱなしにしない(定期的に立てかける、または天日干し)
・丸洗いしない
長く使用する為にも、ここまで説明した内容はしっかりと理解した上で購入してくださいね。
雲のやすらぎプレミアムの干し方やお手入れの方法!へたらせない為には?
基本的な使用方法についてはご紹介させて頂きましたので、ここからは「長く愛用する為」のお手入れの方法についてもご紹介させて頂きます。
出来るだけ寿命を延ばしたいなら天日干しは必須!
「モットン」や「トゥルースリーパー」など、雲のやすらぎと比較される事が多い高機能マットレスは、基本的にウレタン素材を使用しています。
可能と言うか、むしろ「ふわっとした寝心地」を出来るだけ持続させたいなら、しっかりとお日様の光にあててあげる事が大事。
ベランダなどに出すのは大変かと思いますが、私が普段やっている様に、窓際に立てかけておくと簡単な天日干しが出来るのでオススメです。
長く愛用したいならローテーションも意識!
もし普段から立てかけておく事が日課に出来れば、次にやっておきたいお手入れ方法が「ローテーション」です。
ローテーションと言ってもやり方は簡単で、基本的に立てかけてから戻す際に「上下を入れ替える」、「たまに裏面で寝る」と言う事ぐらいです。
これをローテーションする事で、負荷がかかる部分を分散する事が出来ますし、天日干しと併用してローテーションする事で、かなり長く愛用する事が出来ます。
ベッドの上と床やフローリングへの直置きはどっちがオススメ?
私自身は基本的に「畳に直接敷いて雲のやすらぎを使用」していますが、
・湿気が溜まりやすいので敷きっぱなしに出来ない
・ボリュームがあるので押し入れに直しにくい
・基本は立てかけて置いているので見た目が悪い
というデメリットがあります。
そう考えると、ベッドの上で使用すれば
・基本は敷きっぱなしで使用できる
・直置き程湿気が溜まらない
ので、どちらか選択できるのであれば、床に直接敷いて使うより、ベッドの上で使用する方がオススメです。
へたらせない為には押し入れに直さない方がいい!?
雲のやすらぎは届いた時には、以下の様に専用の布団カバーに3つ折りで入っています。
更に3つ折りの状態で2本のゴムバンドをしており、押し入れに直す際はこの3つ折りにゴムバンドをした状態で直す事になります。
毎日押し入れに直さないのは見た目的にはよくありませんが、特に来客がない時は基本直さない方が、へたらせない為にはオススメです。
下にすのこや除湿シートを敷くと長持ちする可能性大!
最初の方に少しご紹介させて頂きましたが、雲のやすらぎのやすらぎの下に「すのこ」や「除湿シート」を敷くと、湿気を上手く逃がしてくれる為、寿命が延びる可能性があります。
すのこは少し大層な感じがしますが、除湿シートであればAmazonなんかでも2000円前後で販売されています。
今まで「寝具にカビが生えた事がある」と言う人の場合、この除湿シートを敷くだけで雲のやすらぎの寿命がかなり延びる可能性もあるので、非常にオススメです。
上に敷くならシーツや敷パッドがオススメ!
これを敷いているだけで「寝汗」などで雲のやすらぎ本体を傷める事がかなり減りますし、夏場は「ヒンヤリパッド」、冬場は「温感パッド」を使用すれば、温度調節も可能です。
あまり厚みがある敷パッドは、雲のやすらぎの良さを消してしまう可能性があるので、極力薄めの敷パッドを使用しましょう。
毎日押し入れに寝具を直したい人にはあまりオススメ出来ませんが、私と同じ様な使用方法が可能なら「雲のやすらぎ」はかなりオススメ出来ますよ^^
※コチラの記事も併せて読むと参考になるかと思います。