寝具ソムリエ・睡眠寝具インストラクター「ジュン」の詳しいプロフィールはコチラ!
最初にお伝えしておくと、トゥルースリーパーは「布団の上に敷く」、または「ベッドの上に敷く」と言うのが正しい使い方ですが、中には以下の様な疑問を感じる人も少なく無いようです。
- 「トゥルースリーパーって布団の下に敷いても意味ないの?」
- 「トゥルースリーパーって床や畳に直置きしても大丈夫?」
- 「トゥルースリーパーって何年使える?長く愛用する為の使用方法は?」
そこで今回は、実際にトゥルースリーパーを使用している筆者が、その正しい使い方や敷き方、やってはいけない使用方法などを詳しくまとめてみました。
これからトゥルースリーパーの購入を考えているなら、是非一度チェックしておいてもらえればと思います。
トゥルースリーパーの正しい使い方!やってはいけないNGな使用方法とは?
まず初めに知っておきたい事として、トゥルースリーパーの商品ラインナップについてです。
トゥルースリーパーと聞けば「マットレス」とイメージする人が多いですが、実際に販売元のショップジャパン公式通販サイトには、色々な種類の商品が販売されています。
マットレスもいくつかの種類がありますが、中には枕(ピロー)やクッション、掛け布団タイプのものまであり、それぞれに使い方が変わってきます。
今現在代表的なものとして売られているのが、マットレス、枕、布団になるので、これらの正しい使い方をまとめてみました。
マットレスの基本的な使い方と敷き方!布団の上と下、どっちに敷くの?
間違いなく一番売れているであろうマットレスですが、こちらに関しては今現在以下の商品が販売されています。
・トゥルースリーパー プレミアム・・・低反発、一番長く売られている、定番の商品
・トゥルースリーパー プレミアケア・・・低反発、プレミアムに抗菌作用がプラスされた上位版
・トゥルースリーパープレミアケアプラス・・・低反発と高反発のリバーシブル、プレミアケアの機能そのまま
・トゥルースリーパーネオフィール・・・中反発、吸放湿性にも優れ、寝汗によるムレ感やベタつきを軽減
・トゥルースリーパーウェルフィット・・・中反発、布団の上にも使用できるが直置きも出来るタイプ
上記全てのマットレスにおいて、基本的な使い方は「布団の上」または「ベッドマットレスの上」に敷くのが正しい使い方になります。
もちろん布団の下にも敷く事が出来ますが、トゥルスリーパーの良さである体圧分散や寝心地など、その機能性をほぼ発揮できないので絶対にNGです。
尚、「トゥルースリーパーウェルフィット」だけは、マットレスタイプの中では唯一、畳や床への直置きが出来るタイプとなります。
布団タイプの基本的な使い方と敷き方
私も実際に布団の上に敷いてトゥルースリーパーを使用していますが、毎日布団を押し入れに直す派の私からすると、布団と一緒にトゥルースリーパーも直さないと行けないのは少し面倒に感じます。
中には「面倒だから布団を敷かずにマットレスだけ敷いて寝れないのかな・・・」と、トゥルースリーパーの直置き(直敷き)に興味を持つ方も少なくないはずです。
そんな面倒臭がり屋さんにオススメなのが、トゥルースリーパーの中でも直敷きが可能なトゥルースリーパープレミアケア布団タイプです。
こちらの商品は布団の上でも下でもなく、またベッドマットレスの上でも下でもなく、直接床や畳に敷いて使う事が可能です。
一般的に「トゥルースリーパーは布団の上に敷いて使うもの」と認識されている事も多いですが、この様に直敷きの布団タイプも販売されています。
また違うタイプの布団として、「トゥルースリーパーホオンテック掛け布団」という商品も販売されています。
こちらに関しては”掛け布団”になるので、見て分かる通り基本的な使い方としては身体に掛けて使うのが正しい使用方法となります。(説明要りませんよね・・笑)
枕(ピロー)の基本的な使い方
あまり需要はないかもしれませんが、一応「トゥルースリーパーの使い方」という記事なので、ピローについても使い方や商品ラインナップに触れておきます。
※詳しい「セブンスピローの口コミ」は以下のページをご覧ください。
トゥルスリーパーシリーズの枕は意外に種類が多く、以下の商品が販売されています。
・セブンスピロー・・・低反発、ベッドの横幅サイズに合わせた特殊な形の枕
・エンジェルフィットピロー・・・低反発、中身のチップの量を調整できる
・リッチフィットピロー・・・低反発、優れた通気性と高級感のある寝心地
・ネオフィールピロー・・・中反発、吸放湿性のある素材を使用
・ウェルフィットピロー・・・中反発、新感覚ウレタンフォーム素材
・セロピロー・・・高反発、唯一洗える枕、網状素材の「ナノブリッド®」を使用
セブンスピローに関しては、ベッドのサイズに合わせて枕のサイズも選ぶタイプになっています。
こちらのセブンスピローもそうですが、他の枕に関してももちろん、寝具の上において使うのが正しい使用方法となります。
基本的に枕はカバーは洗う事が出来ますが、中身の素材も洗う事が出来るのはセロピローのみです。
一応洗濯できるかどうか?に関しては、以下のページでも商品ごとにまとめていますので、興味があればチェックしてみて下さいね。
使い方を間違えると腰痛が悪化する!?やってはいけない使用方法
「トゥルースリーパーのマットレスを使用して腰痛が治った!」という口コミも多いですが、中には「腰痛が悪化した」という人もいるようです。
公式サイトにも書かれていますが、しっかりと説明書を読んで正しい使い方をしないと、腰痛悪化はもちろん、耐久性にも大きな問題が出てしまいます。
最低限以下の点に関しては知っておきたいポイントです。
・布団の下やベッドマットレスの下において使用しない
・天日干ししない(耐久性が落ちる、へたりが早くなる)
・無理に水洗いや洗濯をしない
・布団乾燥機を使わない
※トゥルースリーパーと腰痛に関しては以下の記事でも紹介しています。
トゥルースリーパーのオススメの使い方!長く愛用する為には?
説明書をしっかりと読んで、前項で紹介したポイントを抑えれば、基本的には長く愛用できるかと思います。
ですがそんな当たり前の事だけでは面白くないので、更にここからは、実際にトゥルースリーパーで寝ている筆者が、オススメの使い方や長く愛用する為のポイントを紹介させて頂きます。
ベッドに敷くのと布団の上に敷く使い方、どっちがオススメ?
さて、今現在「敷布団の上にトゥルースリーパーを置いて使用している」私から言わすと、正直「ベッドマットレスの上に置く」方がオススメです。
それはなぜかと言うと・・・押し入れにしまうのが面倒だからです。(苦笑)
そこまで重たい商品ではないですが、私が購入したのはトゥルスリーパーのダブルサイズなので、そこそこの大きさと重量があります。
正直な所、力があまり強くない女性の場合は、毎日のマットレスの上げ下ろしを苦痛に感じる可能性があります。
そう考えてもオススメはやっぱり布団よりベッド、なんせ敷きっぱなしで良いですからね。(笑)
まあシングルサイズであれば、そこまで気にならない可能性もありますが・・・。
長く愛用する為のお手入れの方法は?
トゥルースリーパーのマットレスは、基本的に1年間の交換保証がある為、1年以内に予想以上のへたりなどが出た場合は交換してもらえます。
また、説明書通りにメンテナンスしていれば、2年~3年使用している人もかなり多いですし、中には5年、10年使用している人もいるようです。
お手入れで特に気を付けなければいけないのは、「天日干しはダメ!基本は陰干し」と言う点と、基本カバーしか洗えない点です。
間違って天日干ししてマットレスの寿命が大きく縮んだ人もいる様なので、この辺りは注意して使用するべきですね。
何歳から使用可能?赤ちゃんでも問題なく使えるの?
ちなみにトゥルースリーパーの使用年齢に関しては特に記載はありませんし、ネット上を調査していると赤ちゃんと一緒にトゥルースリーパーで寝ている人も沢山いました。
また中にはその寝心地の気持ちよさからから、ペットにトゥルースリーパーを取られている人も多かったので、特に使用可能な年齢などはないかと思います。
ただ、赤ちゃんはミルクを吐いたり、ヨダレを垂らす事が多いので、基本的にカバーしか洗濯ができないトゥルースリーパーは筆者的にはあまりオススメしませんが・・・。
トゥルースリーパーをマットレスの上で使う際の注意点!
前述の通り、マットレスの上にトゥルースリーパーを敷いて使う場合、基本的に敷きっぱなしOKなので非常に楽です。
でも以下の点に注意しないと「カビが生える」、「耐久性が落ちる」、「性能の良さを実感出来ない」など不具合が起きてしまいます。
・へたり、へこみが目に見えて分かるマットレスの上で使用しない
・敷きっぱなしOKだが、朝起きた時にトゥルースリーパーを立てかける癖をつける
・ベッドマットレスの上に布団、その上にトゥルースリーパーと言う使い方をしない
まずへたり、へこみに関してですが、「ベッドマットレスの寝心地が悪いから、その上にトゥルースリーパーを敷いて使おう」と思っている人も少なくないかと思います。
ですが、既に何年も使ってへこみやへたりが出てるベッドマットレスは、かなり機能性が落ちている為、その上にトゥルースリーパーを敷いて寝ても性能を実感出来ない可能性が非常に高くなります。
そもそもベッドマットレス自体、上に布団を敷いて使用するのは推奨されておらず、基本ベッドマットレスの上はシーツか敷パッドぐらいで使用するものなのです。
また、ベッドマットレスの上で使用すると、押し入れに直さずに済むのは大きなメリットですが、人間は1回の睡眠でコップ1杯分の汗を掻くと言われているので、毎日トゥルースリーパーを立てかけて湿気を逃がしてあげる事をオススメします。
布団派、ベッド派、どちらでも買い替えずに使えるのが最大のメリット!
ここまでトゥルースリーパーの正しい使い方や敷き方、オススメの使用方法について触れてきましたが、一つ言えるのは布団にしてもベッドにしても、寝具を買い替えずにそのまま使用できるのがトゥルースリーパーの最大のメリットだと言う事です。
(※ベッドマットレスに凹みやへたりが見られる場合は、処分して買い替える事をオススメします。)
ベッドや布団は処分が面倒!そのまま捨てずに使えるのがポイント!
私もトゥルースリーパーを購入してから、必要なくなったニトリのマットレスを処分しましたが、手続きが非常に面倒でした。
・ごみ処理センターに電話
・捨てる日を設定
・捨てる為のシールをコンビニで購入
・マンションの管理事務所に電話して捨てる日を報告
・実際に捨てる日の朝8時までにごみ置き場に捨てに行く
布団もベッドも処分するのはかなり面倒なので、その点上に敷くだけで使えるトゥルースリーパーは非常に便利です。
正しい使い方や敷き方をする事で長く愛用できるトゥルースリーパー。
今まで普通の敷布団で寝ていた人からすると、その寝心地の良さは想像以上かもしれません。
※2枚以上トゥルースリーパーを購入予定なら、「半額セール」を利用するのが絶対にお得です!