「宙に浮いたような最高の寝心地」「ぐっすり安眠できる」と聞いて、話題の低反発マットレスに興味を持つ人も多いようですが、価格やサイズの事を考えると中々購入まで至らないと言うケースも少なくありません。
ですがここ最近では睡眠や食事など、普段繰り返す生活の中で”健康”をより意識する人も増えており、以下のような疑問や悩みをお持ちの方も沢山いるようです。
・「低反発マットレスが気になるけど、寝心地が良い以外にメリットある?」
・「買ってから後悔したくない。デメリットって何がある?」
・「低反発マットレスは体重が重い人でも大丈夫なのかな?」
・「低反発マットレスは本当に私に合うのかな・・・」
そこで今回は、低反発マットレスの知っておくべきメリット・デメリットをまとめてみました。
低反発マットレスが気になる方だけでなく、どのマットレスにしようか迷っていると言う方にも、低反発マットレス選びの参考にしてもらえればと思います。
低反発マットレスの欠点(短所)って何!?知っておくべきデメリット3つ!
低反発マットレスは全ての方に合うわけではありませんので、まずはしっかりと欠点(短所)を理解しておく事が重要です。
欠点や短所を理解することは、マットレス選びに失敗しないための重要なポイントとなりますし、低反発マットレス以外の商品に対しても目を向ける一つのきっかけになるかも知れません。
今現在購入を検討している低反発マットレス、実はあなたには合わない可能性もあるので、まずはデメリットから読み進めて貰えればと思います。
低反発マットレスのデメリット1. 高反発マットレスに比べて耐久性が低い!
低反発マットレスは、柔らかい素材が身体に沿って変形するのが特徴ですが、その分、 へたりやすく、耐久性が低くなってしまうのが欠点です。
高反発マットレスの寿命が平均8~10年であるのに対し、低反発マットレスは平均で2~3年と、変形の割合が大きい分だけへたりも早くなります。
安価な低反発マットレスほどへたりも早く、中には「半年でへたった」という商品もあるようですので、少なくとも1万円以下の低反発マットレスには特に注意が必要です。
使用頻度、体重などの違いによっても異なりますが、低反発マットレスの寿命を伸ばすためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
メンテナンス方法については「低反発マットレスの寿命や使用年数は?【※へたりは復活する?】」の記事でお伝えしていますので是非ご覧ください。
低反発マットレスのデメリット2. 通気性が悪い!
低反発マットレスに採用されるウレタン素材は、その構造上、空気を通しにくいという性質を持っています。
そのため、身体との接地面が大きい低反発マットレスは、熱がこもりやすく、蒸れやすくなります。
また、水分が乾きにくいため、汗や湿気がカビの原因になりやすく、日陰干しなどのこまめなメンテナンスが必要になります。
最近では、通気性の悪さを改善した低反発マットレスが開発されるようになってきましたが、それでも夏場や梅雨時の寝苦しさは気になるかも知れません。
低反発マットレスのデメリット3. 沈み込み過ぎて腰痛になることも!
低反発マットレスは、基本的には腰痛対策には向いていないとされています。
低反発マットレスが合う方にとっては安眠効果に問題はありません。
しかし、体重の重い方や、柔らか過ぎる低反発マットレスは、必要以上に身体が沈み込みやすく、均一な体圧分散が出来ないために、肩こりや腰痛の原因となる場合があります。
そのため、体重の重い方や腰痛の方にはあまり向いていないようです。
このような方や低反発マットレスが合わないと感じる方には、高反発マットレスがおすすめです。
低反発マットレスのメリット5つ!効果と特徴まとめ!
前述のとおり、”寝心地が抜群!”と噂の低反発マットレスにもデメリットは存在し、読み進めていく中で「私には合わないかも・・・」と感じてしまった方もいるかと思います。
そんな低反発マットレスですが、もちろん高反発マットレスや安価なマットレスにはない、”今すぐ寝転んでみたくなる様な”特徴やメリットもあるので、是非こちらもチェックしてもらえればと思います。
低反発マットレスのメリット1.ふわふわと包み込まれるような抜群の寝心地!
低反発マットレスの最大の魅力は、やはり低反発独特の「寝心地の気持ち良さ」です。
この感触が低反発マットレスに興味を持つきっかけとなった方が多いのではないでしょうか?
そのふわふわと柔らかく全身が包み込まれるような寝心地は、多くの方が「まるで雲の上に寝ているよう」「宙に浮いているような感覚」と表現しています。
ほとんどの方にとって、この寝心地の気持ち良さこそが”購入の決め手”となっているようです。
低反発マットレスのメリット2. 朝起きたときの熟睡感が違う!
低反発素材の柔らかさは寝心地の良さだけがメリットではありません。
身体の凸凹に合わせて自在に変形することで、全身が優しく包まれるのと同時に、体重による圧力が均一に分散されるのでぐっすりと快眠することができます。
朝起きたときの熟睡感は1日を元気に過ごすためには欠かせない要素であり、睡眠不足になりがちな方にとっては特に大きなメリットと言えます。
低反発マットレスのメリット3.余計な寝返りが抑えられる!
寝返りは身体の圧迫された部分の血液循環を良くするためには必要な動作ですが、身体に合わないマットレスでは、部分的にかかる負担を逃がすために寝返りが増え過ぎてしまい、熟睡することが出来ません。
その点、体圧分散に優れた低反発マットレスは、身体への部分的な圧迫が起こりません。
そのため余分な寝返りの回数が減り、ゆっくりと熟睡することが出来るようになります。
ただし、柔らか過ぎる低反発マットレスは、身体が埋もれてしまい、寝返りの回数が極端に減るため、逆にデメリットに変わってしまう場合もありますので注意が必要です。
低反発マットレスのメリット4. 手足のしびれが解消される!
朝起きたら腕や足がしびれる!という方にも低反発マットレスはおすすめです。
前述のように低反発素材は身体の圧力を優しく吸収するため、手足の神経が圧迫されるのを抑えて、しびれが起きるのを解消してくれるというメリットもあります。
特に横向き姿勢にしびれが起こりやすいとも言われていますので、低反発マットレスは横向き寝が多い方にも向いていると言えます。
低反発マットレスのメリット5. 保温性に優れているので冬場は暖かい!
先ほど、デメリットとして通気性の問題をお伝えしましたが、冬場に置いてはメリットになります。
低反発ウレタンは通気性に乏しい分、保温性に優れています。
寒い冬場は熱が逃げにくいので、暖かく包まれて眠ることが出来ます。
低反発マットレスの3つのデメリットと5つのメリットまとめ!
デメリット1. 高反発マットレスに比べて耐久性が低い!
デメリット2. 通気性が悪い!
デメリット3. 沈み込み過ぎて腰痛になることも!
メリット1. ふわふわと包み込まれるような抜群の寝心地!
メリット2. 朝起きたときの熟睡感が違う!
メリット3. 余計な寝返りが抑えられる!
メリット4. 手足のしびれが解消される!
メリット5. 保温性に優れているので冬場は暖かい!
マットレスの種類は低反発マットレス以外にも沢山あり、それぞれにメリットやデメリット、短所や長所が存在します。
自分自身の身体の状況や今の寝具への不満、寝室の広さや睡眠へのこだわりによって、人それぞれ選ぶ基準は変わってきますが、色々なマットレスに目を向けてみると、あなたにあった最高のマットレスが見つかるかも知れません。
尚、既に今回の記事をお読みいただき、「私にはやっぱり低反発マットレスが合っていそう!」と感じたようでしたら、是非他の低反発マットレス関連の記事も読んでみて下さい。きっと今後のマットレス選びの参考にして貰えるのではないかと思います。