高反発マットレスと腰痛対策まとめ!【※腰痛が悪化する原因は?】
腰痛に悩む方にとって、マットレス選びは切実な問題です。
一般的に、腰痛対策には硬めのマットレスが良いと言われていますが、それを聞いて「よし!高反発マットレスに替えてみよう!」という方も多いのではないでしょうか?
ただ、中には高反発マットレスを使っているのに腰痛が改善しない、といったケースもあり、以下のような不安や疑問を抱く方も少なくないようです。
・「高反発マットレスでも腰痛になることもあるの?」
・「高反発マットレスでなぜ腰痛が悪化するの?」
・「腰痛持ちには高反発と低反発マットレス、どちらがいいの?」
そこで今回は、こうした疑問や悩みをお持ちの方に、高反発マットレスと腰痛対策の関係について調査しましたので、わかりやすく解説したいと思います。
高反発マットレスで腰痛対策は出来るの?
まず、腰痛を改善させるためには、腰に負担の掛からないマットレスを選ぶ事が大前提となりますが、そもそも高反発マットレスは腰痛対策として使えるものなのでしょうか?
高反発マットレスは文字通り、反発力が高いマットレスであり、身体の重い部分である腰をしっかりと支えるため、負担がかかりにくいのが特徴です。
そのため、腰痛をお持ちの方が高反発マットレスを使うことは基本的には正しいと言えます。
ですが、高反発であればどれでもいいというわけではありません。
腰痛対策が出来る高反発マットレスはある?
では、腰痛対策として、どのような高反発マットレスがあるのでしょうか?
例えば、当サイトでもオススメとして紹介しているモットンは、腰痛対策に特化した有名な高反発マットレスです。
腰痛に関する膨大なデータから分析・研究開発されたマットレスで、体重別に硬さが分かれており、高反発マットレスは初めてという方でも迷うことなく自分に合った硬さのタイプを選ぶことが出来ます。
なにより、90日間のお試し返品保証があるので、じっくり試してから合う合わないを判断することが出来るというのは、購入する側にとっては非常に安心です。
他にも、「雲のやすらぎ」や「RISE(ライズ)のスリープマジック」など、当サイトで紹介している高反発マットレスはいずれも腰痛改善に定評がありますが、腰痛対策に特化した商品かつ返品保証のある高反発マットレスは「モットン」「雲のやすらぎ」になります。
高反発マットレスで腰痛になったり、悪化する場合もある?原因は?
さて、ここまで高反発マットレスが腰痛対策に良いとお伝えしてきましたが、場合によっては腰痛が起こったり、元々の腰痛がさらに悪化したりすることがあるのも事実です。
ただ、そういった場合の多くは以下の3つの原因が考えられます。
・腰痛対策に向いていない高反発マットレスを使っている
・体重に合った高反発マットレスを選んでいない
原因1 まだ身体に馴染んでいない
新しい高反発マットレスに交換してまだ間もない内は、寝心地の変化に慣れていないため、腰痛が改善しない、と諦めてしまう方も少なくありません。
特に初めて高反発マットレスを使っているという場合や、以前の寝具と比べて寝心地の変化が大きい場合に違和感を感じやすくなります。
高反発マットレスは数日で腰痛に効果が出る方もいますが、基本的には身体に馴染むまでに時間がかかることが多く、少なくとも効果を実感するまでに1、2ヵ月程度は様子を見て判断したいところです。
原因2 腰痛対策に向いていない高反発マットレスを使っている
安価な高反発マットレスには耐久性が低いものや、ただ硬いだけといったものも多く、使い始めた当初は良かったものの、徐々に腰痛が悪化するといったケースもあります。
特に1万円以下の商品には、半年も持たずにへたってしまったという口コミもあり、腰痛対策としては向いていない製品を使っている場合は症状が軽減されないこともよくあります。
原因3 体重に合った高反発マットレスを選んでいない
高反発マットレスは、体重に合った硬さのものを使うことで、より性能を発揮することが出来ます。
例えば、体重が重い方が硬さの足りないマットレスで寝ると、身体が沈み込んでしまい、反対に体重が軽い方が硬すぎるマットレスで寝ると腰が浮きすぎてしまい、腰痛を悪化させることがあります。
高反発マットレスはどれも同じ硬さというわけではありません。
マットレスを選ぶ際は体重に合った硬さのものを選ぶことがとても重要になります。
既に高反発マットレスを使っている人の為の今すぐ出来る腰痛対策!
このサイトをご覧になっている方の中には、既に高反発マットレスを使っていて、すぐに買い換えられないという方も多いかと思います。
ではこの場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
返品できる商品であれば問題はないかと思いますが、そうでない場合に、いくつかの方法を、ご紹介したいと思います。
1、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れる
仰向けで寝る場合に、両膝の下にクッションや丸めたタオルを5cm程度の高さになるように置き、軽く膝が曲がるようにすると、腰の角度が安定して負担が軽減されます。
2、抱き枕やクッションで足の置き場を作る
横向き姿勢では、上になる方の足(右向きに寝た場合、左足)が置き場が無いので安定しにくく、腰のねじれを起こして腰痛を悪化させやすくなります。
クッションを上になる方の足の置き場にする、もしくは両足に挟んで動きかないようにすることで下半身が安定し、腰への負担が軽減されます。
抱き枕があれば、上半身も安定させることが出来るので、より効果的です。
3、敷きパッドやタオルで硬さを調整する
高反発マットレスの場合、必要以上に硬すぎる製品を使うことで寝心地が悪くなり、腰痛が改善しないという場合もあります。
その場合、敷きパッドやタオルを敷いて自分に合った硬さに調節する方法もあります。
ただ、これらの方法はあくまでも応急的なものであって、根本的な解決とはなりにくいため、長い目で見た場合には、腰痛や健康面に置いても、買い換えを検討した方が良いかも知れません。
ただし、高反発素材は身体が慣れるまでに1、2カ月かかることもありますので購入してすぐに諦めてしまうと、もったいないこともあります。
腰痛持ちには高反発と低反発マットレス、どっちが良い?
ここまで、高反発マットレスと腰痛対策について解説してきましたが、低反発マットレスも腰痛に効果的だとも言われており、どちらにしようか迷ってしまうことも多いと思います。
結局のところ、どちらの方が良いのでしょうか?
全ての方にとってというわけではありませんが、基本的には腰痛持ちの方には高反発マットレスがおすすめです。
というのも、腰痛を改善させるためには、以下の2つのポイントが大切になります。
・腰が沈み込まない
・寝返りしやすい
一般的には、低反発マットレスは身体にしっかりフィットするため、寝返りが打ちにくいとされる一方で、高反発マットレスは身体の動きに合わせて押し返してくれるので腰の沈み込みを抑えて寝返りが打ちやすい、といった特性があります。
このため、高反発の方が低反発よりも腰への負担が少ない、というのが高反発をおすすめする理由です。
もちろん、低反発マットレスの中でも、トゥルースリーパーのように、腰痛軽減に評価の高いものもあるため、一概に良くないとは言えません。
ですが、低反発マットレスは高反発よりも身体が沈み込んでしまいやすく、やはり腰の安定性という面においてはデメリットになることが多いです。
腰痛対策を第一に優先するのであれば、構造から言っても、実際に改善した方の口コミの多さから言っても、やはり高反発マットレスの方が良い、ということになります。
もし、どちらにしようか迷われているようでしたら、腰痛にはまずは高反発マットレスから検討してみることをおすすめします。
今回は、高反発マットレスと腰痛対策まとめとして、様々な原因や対策について解説させていただきました。
高反発マットレスと言っても様々な種類があるため、使う方の体重や選び方によっては腰痛に効果を実感出来ない可能性もあります。
マットレスは、家具屋さんなどで実際に現物を試してみるのが一番ですが、腰痛に関しては前述の通り、すぐに効果を実感出来るとは限りません。
店舗もしくはネット通販、どちらで購入するにしても、お試し期間が用意されているものを選ぶことをおすすめします。
当サイトでは他にも役立つ情報をご紹介していますので、是非参考にしていただき、妥協せずにじっくりと検討して、腰痛に効果のあるマットレスを見つけてくださいね。
このように、ご自身に合った高反発マットレスを選んでいても効果を判断するのが早すぎたり、そもそもマットレスの選び方に失敗したというようなケースが口コミなどを見ても多く見受けられます。
もし、この記事をご覧のあなたも腰痛が改善しないようであれば、「高反発マットレスは腰痛に効果が無い」と諦めてしまう前に、上記の3点を確認してみてください。