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CMやテレビショッピングでおなじみのトゥルースリーパー。ネットで爆発的に売れ、様々なサイトのランキング上位であるモットン。
本日はこの2つの高機能マットレスについて、実際に1日ずつ交代で寝比べてみましたので、その寝心地や腰痛への効果など、比較して詳しくまとめてみたいと思います。
※それぞれの購入済み口コミはコチラ!
【購入済み口コミ!】モットンとトゥルースリーパーはどっちがオススメ?
基本情報や価格、特徴などの比較に関しては後程まとめて行きますが、まずは”どこにもない!”実際に寝比べて比較した個人的な感想からご紹介させて頂きます!
もちろん、あくまで個人的な感想と見解なので、寝る人によっては全く違う感じ方になるかも知れません!
なので「そんなどこの馬の骨とも分からん奴の感想なんかいらんわ!」って方は飛ばして頂ていも結構です(笑)
寝心地が良いのは?
寝心地に関してですが、まず軽く寝転んだ時の心地良さで言うと、私個人的にはモットンよりもトゥルースリーパーの方が良いと感じました。
と言うのも最初モットンに寝た際には、「高反発なのにこんなに沈むの!?」と驚いたぐらいで、そこまで寝た感じ良い印象はありませんでした。
ただ、高級感と言うか、マットレス自体の”しっかり感”で言うと、完全にモットンに軍配が上がります。
こちらに関しては、厚みが大きく関わってくるのですが、
・トゥルースリーパー・・・厚み5cm
・モットン・・・厚み10cm
とトゥルースリーパーよりもモットンの方が、倍厚みがあるのでこれは仕方ない所かと思います。
トゥルースリーパーは布団の補助的な役割ですが、モットンの方は、購入したばかりのベッドマットレスの様なしっかり感があります。
例えば家具屋に買い物に行って、何となく並べてあるしっかり目のベッドに寝転んだ時の様な感覚です。(※寝転ぶベッドにも寄りますが・・・)
寝てる時の寝心地に関しては、どちらも寝てる途中に腰の痛みや背中の痛みで起きる事はないので、そこまで変わらない様な気もします。
そもそも寝てる最中の寝心地なんて、寝てるので分からないですよねw
腰痛に効果があったのは?
トゥルースリーパーに関しては、腰痛に効果があったと言うよりかは、「寝てる時の腰の痛みがかなりマシになった」と言う程度です。
寝てる時は快適に寝れますが、日中の腰の痛みまで緩和されたか?と言うと、そこまで効果を感じる事は出来ませんでした。
一方モットンに関しては、最初購入した時に腰が痛くなってしまいました・・・。
と言うのもモットンは2週間以上寝て行くと、次第に姿勢が矯正される事で腰痛が治って行くそうなのですが、まずそこまで腰の痛みを我慢する事が出来ませんでした。
結局その後、モットンの硬さを140N⇒170Nに変更する事で、寝ている時や寝て起きた時の腰の痛みはなくなりました。
2019年6月現在、モットンは継続して検証中ですが、今現在はトゥルースリーパーと同じように、快適には寝れていますが日中の腰痛は相変わらずと言った所・・・。
また、新たに腰痛に効果を感じた場合は、また当記事を更新したいと思います!
※腰痛に関してはこちらでも詳しくまとめています。
【※2019年9月追記!】モットンで腰の痛みがかなり軽減しました。
以前この記事を更新してから更に3ヵ月が経過した9月、今現在は正直な所、モットンと雲のやすらぎを中心に寝ています。
トゥルースリーパーと比較すると、モットンも雲のやすらぎも「腰に良い」と記載されている事もあってか、やはりトゥルースリーパーよりもかなり腰が楽に感じます。
今現在はモットンと雲のやすらぎ、どっちが腰痛に良いか?の検証を更に詳しく進めています。
へたりや凹みに強く、寿命が長いのは?
購入する際にはマットレスの寿命も気になる所だと思います。
トゥルースリーパーの数年前の口コミを見ると、「1年持たずにヘタってしまった・・・」と言う口コミも見かけましたし、どうせ買うなら長く愛用したいですよね。
そこで、それぞれの凹みやへたり、寿命に関して公式サイトを元に調査してみました。
・モットン・・・寿命10年(※公式サイトアナウンス)、8万回の耐久試験に耐える、復元率96.0%
・トゥルースリーパー・・・寿命約3~5年(※1年は保証付き)
2つの大きな違いとしては、モットンは公式サイトで10年と公言されているのに対し、トゥルースリーパーは公式サイトにはアナウンスがないと言う点です。
実際にトゥルースリーパーを販売するショップジャパンにも問い合わせましたが、テスト結果などに基づく明確なデータはないようでした。
ちなみに私は、トゥルースリーパーを購入してから半年以上、モットンを購入してから3ヵ月以上経ちますが、両方ともまだ全くヘタってもいませんし、かなり新品に近い状態です。
こうして考えると、へたりや凹みに強く、寿命、耐久性に優れているのはモットンだと言えそうですね。
※へたりや寿命に関してはこちらでも詳しくまとめています。
お手入れが楽なのは?
私が購入したトゥルースリーパーセロに関しては、トゥルースリーパーシリーズの中で唯一洗える素材で出来ていますが、セロ以外は基本的に低反発ウレタンフォームなので、洗う事も天日干しも出来ません。
また、モットンに関しても高反発ウレタンフォームとなり、こちらも同様に洗う事も天日干しもNGです。
(※注・・・天日干しや水洗いは、極度に耐久性を落としてしまうので絶対にやめた方が良いです。)
手入れの方法としては、どちららも基本的に以下の方法で行います。
・出来る限り陰干しをして通気性を良くする
・定期的にカバーを取り外して洗う
・敷きっぱなしにしない
・定期的に上下、裏表を入れ替えてローテーションする
もし、毎日押し入れに布団を直している場合で、モットン、トゥルースリーパーを購入しても、毎日押し入れに直すと言う場合は、モットンよりもトゥルースリーパーの方がオススメです。
と言うのも手入れの方法は変わりませんが、トゥルースリーパーの方がモットンよりも厚みがないので、押し入れに直すのはかなり楽だからです。
コスパに優れているのは?
私がここまで購入したのは・・・
・トゥルースリーパーセロ/ダブルサイズ・・・28,800円
・モットン/硬さ140N/セミダブルサイズ・・・49,800円(※硬さが合わず、今は6歳の息子が使用)
・モットン/硬さ170N/セミダブルサイズ・・・49,800円
の3点で、現在使用しているのは息子が使っているモットン140N以外の2点。
今の所全くヘタっても凹んでもおらず、1年以上は余裕で使えそうな事を考えると、どちらの方が優れているとは言いにくい所です。
ただ、公式サイトのアナウンスと、実際にショップジャパンに問い合わせた所によると、それぞれの寿命が、
・モットン・・・寿命10年(※公式サイトアナウンス)
・トゥルースリーパー・・・寿命約3~5年(※1年は保証付き)
なので、これを購入した価格で割ると・・・
・モットン・・・1年あたり4,980円(※49800円÷10年で計算)
・トゥルースリーパー・・・1年あたり5,760円(※28,800円÷5年、長い方の寿命5年で計算)
と、モットンの方が若干コスパに優れていると言えます。
ただ、実際には機能性の部分で大きく違いがあり、おそらく購入した人によって「どっちの商品が良いか?」は分れるかと思います。
そう考えると一概にどちらがコスパに優れているとは言えませんね。
個人的にオススメなのはモットン?それともトゥルースリーパー?
ここまでの個人的な比較を見てもらうと分かりますが、正直な所どっちが良いとは言い難い結果となっています・・・。
まだ私自身どちらも1年以上使用していないので、今現在はどちらもめちゃくちゃ良い!と言うほどではないですが、高機能マットレスを使用する前と比較すると、明らかに腰痛はマシになっています。
両方とも1日ごとに寝比べてみたリ、マットレスの上に敷きパッドを敷いてみたリ、敷かずに寝たリと色々試しましたが、まだそこまで性能の違いは感じられません。
今後のへたり具合や、私の腰痛への効果のよって評価は変わるかも知れませんが、またその際には改めて当ページを更新したいと思います!
とは言え、どちらも良い商品である事には間違いないので、興味があればそれぞれ詳しくチェックしてみて下さいね!
トゥルースリーパーvsモットンの比較まとめ!
さて、個人的な比較と評価に関してはお伝えさせて頂きましたので、ここからは基本情報や特徴での比較をまとめてみたいと思います。
まずは基本情報で比較!
マットレスはサイズにより価格が異なるので、まずは販売されている各シリーズとサイズ、それぞれの販売価格についてみて行きましょう。
サイズ展開とシリーズ展開、販売価格で比較!
まず腰痛対策マットレス「モットン」に関してですが、「モットン枕」と「モットン除湿シート」は販売されていますが、基本的にマットレスは1つのシリーズのみとなっています。
価格も39,800円~59,800円と、ワンサイズ大きくなるごとに1万円高くなる形で、非常にシンプルで分かりやすい商品構成となっています。
腰痛対策マットレス「モットン」 | ・シングル・・・39,800円 ・セミダブル・・・49,800円 ・ダブル・・・59,800円 |
一方ショップジャパンが販売する人気商品「トゥルースリーパー」に関しては、販売停止中のセロも含めると8種類もシリーズ展開があります。
メインの低反発に加えて、両面リバーシブルのプレミアケアプラスや、直置きが可能な布団タイプなど、トゥルースリーパーは多くのシリーズが販売されているので、沢山の中からじっくりと選ぶ事が出来ます。
トゥルースリーパー プレミアム | ・シングル・・・22,800円 ・セミダブル・・・24,600円 ・ダブル・・・26,800円 ・クイーン・・・28,800円 |
トゥルースリーパー プレミアケア | ・シングル・・・24,800円 ・セミダブル・・・26,800円 ・ダブル・・・28,800円 ・クイーン・・・30,800円 |
トゥルースリーパープレミアケアプラス | ・シングル・・・34,800円 ・セミダブル・・・36,800円 ・ダブル・・・38,800円 ・クイーン・・・40,800円 |
トゥルースリーパープレミアケア布団タイプ | ・シングル・・・26,800円 ・セミダブル・・・29,800円 ・ダブル・・・31,800円 |
トゥルースリーパーネオフィール | ・シングル・・・22,800円 ・セミダブル・・・24,600円 ・ダブル・・・26,800円 |
トゥルースリーパーウェルフィット | ・シングル・・・29,800円 ・セミダブル・・・33,800円 ・ダブル・・・37,800円 |
トゥルースリーパー ライト3.5 | ・シングル・・・18,700円 ・セミダブル・・・21,600円 ・ダブル・・・24,400円 |
トゥルスリーパーセロ | ・シングル・・・24,800円 ・セミダブル・・・26,600円 ・ダブル・・・28,800円 |
基本的にどちらも「キングサイズ」の展開はなく、「クイーンサイズ」に関してはトゥルースリーパーの一部商品のみしか販売されていません。
例えばモットンの購入を前向きに検討している人でも、クイーンサイズを買いたい場合は、2つの商品から選ぶ場合はトゥルースリーパー1択になってしまいます。
キングサイズが欲しい場合は、どちらの商品もサイズ展開がないので、例えばエアウィーブなど、キングサイズの展開がある商品から選ぶ必要があります。
特徴やオススメポイントで比較!
次に商品の特徴やオススメポイントで比較してみます。
同じ様な高機能マットレスとして比較される事が多い2つの商品ですが、実は商品によって全く特徴や機能面が違います。
それぞれ商品ごとの特徴や人気の理由を、同じ様に表で並べてみましたので、一覧でご覧頂き、何となくでも理解を深めて貰えればと思います。
最大の特徴やオススメポイントは?
モットンはやはり腰痛対策に特化している点が最大の特徴ですが、それ以外でも細かい特徴が沢山あります。
腰痛対策マットレス「モットン」 | ・高反発ウレタンマットレス ・腰痛対策に特化して作られている ・約10年の寿命、8万回の耐久テストをクリア ・購入者満足度94.2%(※232名のデータより) ・販売累計10万本突破 ・ベッドの上に敷いても使える ・畳、フローリングへの直置きもOK ・通気性が良く蒸れにくい ・ダニを寄せ付けず、ホコリも出ない ・体重や好みに合わせて3種類の硬さから選べる ・90日間返金保証 ・厚みは全てのサイズ10cm |
トゥルースリーパーは商品の種類が多いだけあり、それぞれ商品ごとに特徴が異なります。
昔から売れている定番のプレミアムから、最近は低反発と高反発のリバーシブル構造になったプレミアケアプラスまで、幅広いラインナップと価格帯になっています。
良く言えば沢山の中から選べて、悪く言えば少し分かりにくい点ですね。
ちなみにトゥルースリーパーは全て、
・全て1年間の交換保証つき
・全て60日間の返品保証付き
・安心の日本製で徹底した品質管理
と言う共通点があります。
トゥルースリーパー プレミアム | ・低反発ウレタンマットレス ・厚みは全てのサイズで5cm ・低反発マットレス市場5年連続売上金額No,1 ・ロングセラーの低反発マットレス ・優れた体圧分散で、肩や腰の負担を軽減 ・基本は布団、またはベッドの上に敷いて使用 ※直置きNG |
トゥルースリーパー プレミアケア | ・プレミアムに抗菌、防カビ機能がプラスされた上位版 ・基本、プレミアムに各サイズ2,000円プラスすると購入可能 |
トゥルースリーパープレミアケアプラス | ・基本はプレミアケアと同じ性能 ・更に裏面が高反発素材になったリバーシブル構造 ・シリーズ最高の上位版 ・両面仕様なので価格も一番高い |
トゥルースリーパープレミアケア布団タイプ | ・基本はプレミアケアと同じ性能 ・シリーズで数少ない直置きが可能なタイプ ・三つ折りマットレスなので収納が楽 |
トゥルースリーパーネオフィール | ・中反発ウレタンマットレス ・吸湿性、放湿性に優れた素材を使用 ・うつ伏せ寝の人にオススメ |
トゥルースリーパーウェルフィット | ・ネオフィールから進化した上位版 ・プレミアケア布団タイプと同じく直置きが可能 ・三つ折りマットレスなので収納が楽 |
トゥルースリーパー ライト3.5 | ・プレミアムと性能は同じで厚みが3.5cmと一番薄い ・超薄型軽量なので持ち運び、収納が簡単 ・価格も18,700円~と一番リーズナブル ・あまり売り出していないので、今ある在庫が完売すると再生産はないかも? |
トゥルスリーパーセロ | ・シリーズ唯一の高反発マットレス ・シリーズ唯一洗える2層マットレス ・2019年7月に人気の為再販開始 ・当サイト管理人も所有している |
簡単ではありますが、こうして一覧表で見ると、何となく商品ごとの特徴が把握出来るのではないでしょうか。
トゥルースリーパーとモットン、それぞれがオススメなのは?
では最後に、トゥルースリーパーとモットン、それぞれがオススメ人についてまとめてみます。
迷っている方は参考にしてみて下さいね。それぞれ当てはまる数が多い程オススメ出来ます。
トゥルースリーパーがオススメな人
・包み込むような寝心地の低反発マットレスを探している
・柔らかすぎず、硬すぎない中反発マットレスを探している
・色々な商品から詳しく比較して自分で商品を選びたい
・CMやテレビなどでも有名な知名度のある商品に信頼を置いている
・布団を毎回押し入れに直している
・比較的細めの体型
・敷布団の上に敷くトッパータイプのマットレスを探していた
・中国製の商品は信頼できず、やっぱり日本製が良いと思っている
・ショップジャパンを含めて、テレビショッピングの商品に惹かれる
・出来るだけ安く高機能マットレスを試したい
・違う商品も試してみたいので、耐久性が良すぎる商品は求めていない
モットンがオススメな人
・腰痛対策マットレスを探している
・硬めのマットレスが好き
・高反発マットレスを探している
・泊まりに行くのは旅館の布団よりホテルのベッドが多い
・筋肉質、体重が平均より重い
・中国製の商品でも気にならない⇒2019年に日本製に!
・基本的に布団は毎日直さない、またはベッド派
・購入するなら5年以上は使用したいと思っている
・ネットで話題の商品を試してみたい
・硬さも自分で選びたい
両方で寝てみて比較した結果
ちなみに6歳の息子はどっちでも問題なく気持ち良いと言って寝ていますが、妻はモットンは苦手な様です。
まあ妻は数回しか寝ていないので、正直な所購入者のデータとしては参考にしにくい所ですが・・・。
これから1年以上経過するまでは使用し、それぞれのデータを溜めた上で、再度当記事も更新していきますが、今の所どっちもそれなりに寝心地は良いのでオススメ出来ます。
やはり比較した時に購入の決め手としたいのは、「高反発が良いか?低反発が良いか?」と言う点と、「硬めが良いか?柔らかめが良いか?」と言う点ではないでしょうか。
世間一般的に「腰痛には高反発マットレスがオススメ!」と言われていますが、しっかりとテキストを読んで勉強し、睡眠ソムリエ、快眠・睡眠インストラクターの資格を取得した私から言わすと、高機能マットレスは合う合わないが必ずあるので、一概に高反発が腰痛に良いとは言えません。